昭和の光景をスケッチ、思い出のふたを開けてみる

美虹町ふるさと商店街

このスケッチは、ひふ美と工房のホームページ上にある小さな美虹町のふるさと商店街の一コマを描いたものです。この光景の中にあなたを見つけるとしたら、どこにいますか?手を引かれている子供ですか、それとも手を引いているお母さんかしら、もしかしてお店の前にいるお姉さんくらいでしょうか…。

文章を書いている私は昭和36年生まれ、イラストを描いている夫は昭和26年生まれで歳の差と育った場所が違いますが、あの頃、きっと日本中どこにでもあった光景なのだと思います。私も母に付いて毎日の買い物に出かけていた記憶があります。このイラストで私を探すと、左端にいる手を引かれた女の子でしょうか。

少し大きくなって、おつかいに出されることもありましたが引っ込み思案の私は大きな声が出せずお店のひとが気が付いてくれるまでじっと自分の順番を待っていました。魚屋さんも、八百屋さんも、お肉屋さんも対面販売でしたからね。歳を重ねたことで、かなり克服されていますが正直、今でも対面販売は苦手です。

それから、手前のおじさんが乗っている自転車も思い出があります。ジブリ映画の「となりのトトロ」のさつきとメイのワンシーンに出てくるように、座布団をくくり付けて前に私、後ろに姉を乗せた父と自転車で出かけた思い出があります。どこへ何をしに行ったかまでは記憶にないのですが…。お肉屋さんでは、できたてのコロッケや肉団子が美味しそうに並んでいて、瀬戸物屋さんで子供用のお茶碗を選んだり、文房具やさんでお絵かき用にわら半紙を束で買ってもらったり、薬局でケロちゃんの指人形をもらったことなど、次々と記憶のふたが開いたような感覚になります。

それぞれに思い出があるはずです。なつかしい、昭和世代にぜひ訪れてほしい町。それが、ひふ美と工房のホームページ上にひっそりと、そしてイキイキと存在している「あの頃タウン・美虹町(つつじまち)」オリジナルイラストで展開しています。

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