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元気で「若い」の線引きは流動的なのだと知ったこと

「元気」で「若い」の線引きは流動的なのだと知ったこと

ひふ美と工房ブログ >50代の思い
2017年06月12日


先日私は、総合病院の内科の待合席にいました。順番を待ちながら人間観察していました。若い人もチラホラ見かけますが、ほとんど私(55歳)より上の方々ばかり。どちらかが付き添いの老夫婦、初老の息子に物忘れをひどく叱られている年老いた母、病院にはふさわしくなさそうな濃いメイクに派手な洋服なセレブ風な婦人などなど…。

私の隣に座った付き添い無しの老婦人が、カーディガンの袖に腕を通しにくそうにしていたのでお手伝いをしたところお礼を言われ、続けてこう言われました。「お元気そうね。」と…。

いやいや、私も病院に来ているのですけどと思いながら、曖昧な返事を返しました。老婦人はもうすぐ90歳になること、自分の体調のこと、歳を重ねると大変なことを話続け「お若くていいわね。」と言ってくれました。

年齢を重ねるごとに、あちこちに起こる体の不調に心まで引きずられ、アンバランスな自分の感情のコントロールも出来ずに過ごす日々だったので、その言葉は意外でした。ちっとも「元気」じゃないし「年かなぁ」と思っていたのに、違う世代からみれば、同じ状況でも違って見えるのですね。

健康診断の再検査で来ていた私は、幸い治療の必要はなく経過観察ですみました。「お元気そうね。」「お若くていいわね。」と、偶然お会いした人生の大先輩に思わぬ言葉もかけてもらい足取り軽く病院を後にしました。

そこで、思ったことあります。

事実は変わらなくても、どの部分を見るかによって違ってくる


人は放っておくとマイナスのほうに思考が向いていくそうです。体の調子も思わしくなく心もバランスを崩していると気づいたら、マイナスな思考にストップをかけましょう。状況や事実が変わらないとしても、違う角度から見たらプラスの方に傾いていることだってあるのですから…。

自分の中で、マイナスにとらえていた健康状態と年齢ですが、90歳にもなろううとしている方から見ればマイナスなんかじゃないんですよね。「元気」で「若い」のです。私もまだまだ大丈夫だと思えてきたから不思議です。
事実は変わっていないのに、どうとらえるかで気分が違ってくるのです。

もう一つその時交わした会話です。

老婦人が「もう年だから駄目ね。」と言うので、「付き添いもなしでご自分で病院に来れるんですからすごいですよ。」と伝えると「自分の足でまだ歩けるのだからまだ大丈夫ね。」と嬉しそうにされました。

あちこち体の不調があって大変そうでしたが、そのしっかりした口調とゆっくりとした足取りがあればまだまだ大丈夫ですよ。

おかげさまで、ほんの少し前まで「もう歳だからなぁ…。」と思っていたのが恥ずかしくなりました。ありがとうございます。

  


それではまた。
「ふ」fumie




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