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50代の思い 誰でもすぐ元気になる簡単な方法

 誰でもすぐ元気になる簡単な方法

元気を出すのではなく、声を出す
2015年10月26日

50代の思い

元気があるから声を出すのではなく、声を出すから元気になる

要支援・要介護の人も楽しめる シニアの心と体が自然に動く歌体操22
黎明書房 斎藤道雄 より

高齢者向けの体操のヒントが出ている本、14ページの見出しです。 この文章だけ書き出すと、格言のような雰囲気になってしまいますが、中身は お年寄りに元気になってもらいたいなら、歌ったり声を出してもらう 所からだよと、伝えているページなんです。


でも私にはこの見出しの文章だけが、目に飛び込んできたのです。「 ハー、なるほどなー。」 何度も書いていることですが、心が揺れやすい私です。 確かに揺れているときは、静かだ 。ため息は出ますが、声は出ていない。

心の中でぶちぶち言っているような気がします。 目線もいつしか下の方へ、そんなことばかりしているから 肩が凝るので、首ばかりまわしています。 ゴリゴリって音がするんですよね。

そんなときは、声を出すことがいいらしい。効用を調べてみると、 声を出すから元気になる、という理由を示しているサイトは いろいろあります。一番私が納得したものを紹介いたします。

「行動してみることで人生は開ける」 加藤諦三著より抜粋

自分の感情が低調になってしまうのは 、基本的に元気になったら活動しようという考え方で生きているからである。 活動するから元気になるのでその逆ではないということを忘れてはならない。 スポーツをしながらよくファイト、ファイトと、声を出すのは元気だからではない 。逆に声を出すことで元気になろうとしているのである。
元気だから歌うのではなく、歌うから元気になる事を忘れてはならない

心でぶちぶち思うことより、「さあ、はじめるぞ」と声を出し 行動を起こしていけばいいのですね。 ここまで書いて来たら そういうことを日課にしていたのでは…という人を思い出しました。

介護職になる前の話ですからずいぶん古い話なのですが、 病院の助手をしていた時期がありました。 朝ロッカーで着替えが終わると「さあ今日も患者さんから元気もらうかな」と 声を出し仕事に出発していく先輩がいました。

病院の仕事は、体にも心にも厳しいときがあります。 患者さんから元気をもらうと言うのは、何となく変な話に聞こえますが、 病気が重くても頑張っている方や 、体が切ない状態の方が「お世話様ね」とか「ありがとう」と声をかけてくれます。その人の生き方の姿勢に私も、元気をもらっていました。

先輩に言葉の意味を聞いたことはありませんが、声を出すことで元気になろうということなのでは?と思っていました。

今思うと先輩は私よりだいぶ年齢が上でしたので、体がきつかったのかな。 体が万全じゃないから、仕事頑張るためのスイッチだったんですよね。そして、患者さんに笑顔でいっぱい話しかけ、テキパキと体を動かして仕事をする 。そんな方でした。 もう20年も前の話です。

今日もいい一日でした。
「美」ひろ美



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