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幸せは小さな穴の中にもあった、デイサービスの個別レク

 幸せは小さな穴の中にもあった、デイサービスの個別レク

ひふ美と工房ブログひふ美と工房のこと
2016年10月13日

空いている穴に、糸を通す手作業が入った「小さな幸せ」のワークショップで学んだ事

卵の中から、顔を出したかわいい🍀のクローバーが小さな願いを叶えてくれそうな作品です。


今回のワークでのひと工夫は、たまごを安定させる土台です。たまごが転がらず安定させらせる物はないか考えたのがトイレットペーパーの芯。実にちょうどいいのです。

トイレットペーパーの芯は、ポスターカラー(ゴールド)で着彩して四等分しパンチでランダムに4箇所穴をあけています。

ピンどめに、糸を通し好きなように通して模様にするものなのですが、体験してみると縫う作業のようでおもしろいのです。卵の台は、模様がついていることでステキに仕上がりますし、一人一人の個性が出てきます。

こちらの作品に取り組んだ利用者さんは糸をどのように通していくか?にはあまりこだわらず自由に通しました。 色合いは、こだわりがあって同系色にまとめたのです。すてきな模様になりました。

こちらの作品に取り組んだ利用者さんは糸の通し方にはこだわりがあり、工夫しました。色合いも工夫しています。 工芸品の、模様のような雰囲気もあります。時間はかかりましたが、「私は、みんなとは違うでしょう。」「きれいさは、負けないわよ。」と、満足そうでした。

参加した方の中には、「一色で良い。ぐるっと回したからおしまい。」の方もいます。 「これでいいの?」「あとどうすればいい?」確認する方も…。 「作るのは楽しいけれど、得意な方ではないのよ…。」という方もいらっしゃいます。

皆さんの作品を並べた時、手作業の量や技術に差はあるのですが、見た感じ作品に大きな差がないように見えます。

これならパッと作った方も、得意でない方も「私の作品も、なかなかいいじゃない。」と思っていただけます。

ていねいに作った方は、手を動かした満足感があるのでは…。 同じ材料で、作り同じようにできあがる作品ですが、それぞれの思いに沿って出来上がりました。

「グループで手作業をする」時は、個人の好みも手作業に関する能力も、人それぞれです。

皆さん全員満足するという取り組みは、難しいかもしれませんが 、作品にその個性を、受け止められる工夫も必要だと学びました。

トイレットペーパーの芯に開けた穴は、すごい能力の持ち主と学びました。

その小さな穴に糸を通せば、小さな幸せの時間が過ごせる気がします。

今日も、いい一日でした。
「美」ひろ美


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