ひふ美と工房が手作りキットの制作にたどりついたのは…。
今までやってきた事が一番、知識と経験があるからです。
そして、それしか出来る事が他には正直なかったからです。
両親合わせて5年間の介護をしながら思ったことは
歳を重ねてゆく未来を想像した時に、
自分と誰かのために、やれることがあるということは
日常の励みになるのではと、思ったことがありました。
現実を見た時に、私にこの先やれることはないのか…?
とあらためて考えてみました。
深く考える事もなく、流されるように生きてきた私は
特にキャリアもスキルもありません。
情けないことです。
それでも、歳を重ねていく現実からは逃れられません。
姉も今後の自分の老いを見据えた未来を考えていました。
では、私達にこの先やれることはないか…。
安易な私達は、ひとりでは無理でも集まって出来ることはないか
と出した答えが工房を立ち上げることでした。
姉は長年介護職。
私は、パソコンが少し出来てコツコツしたことが好き。
かつては、ハンドメイドの雑貨も作っていました。
私の夫は、イラストレータ―。
ここを合わせてなんとかならないかと。
私達も年を重ね
一人ひとりの、パワーがなくなって行くけれど
力を合わせればなんとかなるのではないかと
半分本気で、半分思い付きの勢いでスタートしてしまいました。
私達と、私達親世代が作ってみたいと思える
作る時間が楽しいと思えるキットを作って、提供できないか。
それが、出発点です。
姉は、介護の現場で…。
私は、介護中の日常で…。
作る時間が楽しいと思える手作りのキットを実は、
探していたからです。
思い付きで始めた部分が甘かったのか
今、壁にぶつかっています。
私達の思いが、形になってきても
一体だれが欲しいといって使ってくれるのか…。
方向を修正しながら、あきらめずに頑張っていきたいと思います。
私達には、他にやれることがないのですから…。
やれることで、皆さんに喜んでもらえる
手作りキットを作り出せる、工房になれるように
一日も早くなりたいと思っています。
「ふ」fumie
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