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50代の思い 自分を好きじゃないと、老いて幸せになれない  

 自分を好きじゃないと、老いて幸せになれない 

2015年9月17日

50代の思い

「ご自分をすきですか?」と尋ねられたら、なんと答えますか。即答で「好き」と答えられるひとはきっと、幸福感に満ちた老後が待っていそうですよ。

精神科医が教える 50歳からの人生を楽しむ 老後術 保坂隆著を読んでいます。

「老いを思いきり楽しむ」心得 とことん自分を好きになるの章に、精神科を訪れる人は、かなり厳しい自己否定モードてになっていることが多いと書いてあります。そしてこれから先も、自分とつき合っていくしかないのだから、自己否定に向かわずあるがままの自分を好きだと言い切れるようになっておこう、と書いてありました。

自分を好きになるコツは、朝起きたときと夜寝る前に、盛大に自分をほめてあげることを日課にしてしまうことである。ひそかに、「ここはけっこういいとおもっている」というところを大いに持ち上げ、ベタぼめするのだ。

とありますが、日課にするなんて、それも朝と晩ですよ。そしてベタぼめなんて…。自己否定ぎみの私には、ハードルが少々高いなぁ…。それでも、「今日もがんばった」とかでもいいそうなので、褒めるとこが見つからないわけでもなさそうですよ。褒めるのハードルを自分で上げていると、難しいと感じます。少しハードルを下げてみませんか。褒めちぎるのも、幸せに近づける方法なのだとしたらやる方が良いに決まっています。大いに、自分を褒めてあげることにしましょう。

自分ほめの習慣が身につくと、次第に自分という人間全体が好きになっていく。自分が好きになるにつれて、自分を受け入れられるようになっていく。ありのままの自分を受け入れられると、この先、老いの坂を徐々に降りていく自分も穏やかに受け入れられるようになっていくものなのだ。

受け入れるということは嫌なところも、できない自分も、叶わぬ夢も、自己否定しないこと。ありのままの自分を受け入れられず、老いも受け入れられなければさぞかし辛いいよなと、想像はできます。ここまで、頑張ってきた自分をまだ「好き」と言えなくても、「嫌いじゃない」と思えるように習慣が身に付くまで褒めること。やっぱり、自分と付き合うのも簡単ではなさそうですね。

では、また。

「ふ」fumie


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