前ふりのエピソードはあるのですが…。 大谷さんの祖父と祖母の話になっていきます。 祖父は頑固で、生活には「コミュニティーに参加する」はありませんでした。 祖母はコミュニティーに参加し、いつもごきげんだから誘われることも多く、過ごしました。 大谷さんの周りの年配の社長や会長さんたちも、元気な方が多いそうです。 70代後半の社長さんが言うには、3つ以上の会に属している人は、みんな認知症にならないよ…と。 医学的根拠はわからないけれど、 皆さん世話役をしたり、コミュニティーを楽しんでいるし、元気でいらっしゃる。 |
石川さんは、一つのコミュニティーだけの所属だと、関係がうまくいかなかったりが起きると 他に出かける場所がなくなる。2つ、3つと所属していれば出かける場所がなくならないことや 、つながりの幅が広がることなどをあげています。
複数のコミュニティーに属する(P148~)
日本で行われた最新の研究によると、仕事以外にどういうコミュニティーにどの程度属して いるかが、定年後の健康状態を左右しています。 所属しているコミュニティーが多い人の方が、要介護になりにくいし長生きするのです。
コミュニティーには、責任ある立場で属した方が長生きする(P150~)
コミュニティーに責任のある役職付きの立場で所属しているメンバーと、役職のないヒラとして 所属しているメンバーを比較した結果、役職付きのメンバーの方が10%以上死亡率が下がることが わかったのです。
責任ある立場にいるとストレスがかかり、反対の結果になるように思えますが、ストレスはあるものの それを上回る利益をもたらしてくれたり 、役割が生きがいをもらたしてくれたり、役割が上がるほど「つながり」も多くなることも あるからではないでしょうか。
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