地域の交流サロン・認知症カフェ・デイサービス*笑顔になるヒント!
笑顔のヒント
4.長年続いているサロンには秘訣があります。その2
「どーぞ、 どーぞ。」
〜サロンに参加しやすい工夫を、あちこちに〜
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長年続いているサロンや、
新規参加者が多いサロンには工夫がしてあるなーと感じます。
「参加したいところだけでいいんだよ。」というどーぞ、どーぞ。
運動した後、みんなでお昼も…のグループの例ですが、
自分でどこまで参加するか、決めていいんです。
お茶を飲んだり、お昼ご飯までは望まない場合、
運動分の会費だけ払って参加OKです。
その会の母体は、地域の老人クラブです。
今、老人クラブに参加することに抵抗を感じている人もいます。
老人クラブに参加しなくでも大丈夫、という工夫があるようです。
ただし、 介護予防という枠の運動教室ですから、
65歳以上という条件があります。
少し前の年齢でも、サロンの応援団というかたちで
運営の手伝いをいただき、参加してもらっています。
その人に合わせた参加のカタチを受け入れているため
敷居は低く、間口は広くなります。 そ
ういう受け入れ方をしているこの会は、
結果として老人クラブに新規入会者が出てきます。
■「安心していい場所だよ。」という どーぞ、どーぞ。
簡単なルールを明確に守ることで、
みなさんが居心地のいい場所にしているグループがあります。
人が集まると、どうしても噂話をしたりしがちです。
こちらのサロンは「ここは、そういう話はしないでね。」と
いったルールがあります。
そんな話をしなくても、十分楽しい時間は過ごせますものね。
結果、安心して居心地のいい場所で あり続けています。
■「みんな居場所を探している。」ならどーぞ、どーぞ、
居場所にしてください。
みなさん悩みを持っています。
「どこかに私の居場所はないかしら?」
「活動しているって聞いたけど受け入れてもらえるのかな?」
参加している知り合いに、「あなたも来たら?」と声を掛けられた、
興味はあるけど…、などなど。
誰かとつながりたい…。活動に参加してみたいという思いは、
私のような年齢(57歳)になってみると、
出てくる方も多いのではないでしょうか。
誘われて行ってみたら、
参加しやすい雰囲気だったというサロンには、「どーぞ、どーぞ。」と
新しいひと受け入れる工夫をしいます。
居場所探しをしているひとも、
ここなら入りやすいかもと参加者が増えていきます。
サロンは長年運営していくと、どうしても新しい人や、
新しいことを受け入れることなどが得意ではなくなっていきます。
同じメンバー、やりなれたメニューをこなすほうが楽ですし、
変化を好まない年齢の方々の集まりでもあります。
だからこそ、柔軟な視点が必要になってくるのですね。
長く続いているサロンは、新しいひとを受け入れ、
サロンの中の若い世代を増やすことで活性化しています。
ルールを明確化することで居心地の良い場所になっているようです。
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