季節の変わり目や忙しい日々の中で、なんとなく気分がすぐれなかったり、体が重く感じたりすることはありませんか。
大きな不調ではないけれど、心や体に小さなサインが出ている時、ほんの少しの工夫が役に立ちます。
そんな時におすすめなのは、「塗り絵」です。「塗り絵」と「色鉛筆」があればすぐに始められて、色を重ねるだけで心がふんわりほぐれていきます。
リラックスしたい時や、気持ちをととのえたい時に取り入れられる、やさしい習慣です。
昭和をモチーフにしたオリジナル塗り絵や、思い出の昭和のイラストを描いている小さな工房、「ひふ美と工房」のブログです。
暮らしに役立つ情報も交えながら、塗り絵の楽しみ方をお届けしています。ブログ記事は、サイトの制作・運営をしているfu管理人が書いています。

心を整えるとは?
「心を整える」とは、気持ちが落ち着いて、今の自分を心地よく感じられる状態のこと。
余計な不安やイライラに振り回されず、穏やかな気持ちになれると、毎日の小さな疲れも回復しやすくなります。
逆に、心が乱れていると
ちょっとしたことでイライラしたり、夜になっても気持ちがザワついたり。そんな状態が続くと、眠りや体調にも影響して「不調の入口」になってしまいます。
だからこそ、日々の中で「心を整える時間」を意識して持つことが大切です。
塗り絵で心を整える3つの効果

毎日の暮らしの中で、ちょっと疲れを感じる時や、気分がもやっとする瞬間がありますよね。そんな時に、「塗り絵」は手軽に心を落ち着ける手段となります。
- ①色を選ぶことで心が落ち着く
「今日はどの色にしようかな」と考えるだけで、気持ちが少し軽くなることがあります。好きな色を選んで手を動かすと、頭の中のモヤモヤが少しずつ静まります。
色を選ぶことは「気持ちを整理する小さな行為」であり、手を動かすリズムが心を静かに落ち着かせてくれるのです。 - ②集中して頭を休める
疲れている時ほど、色んなことを考えてしすぎてしまうもの。でも、色を塗ることに集中すると、余計なことを考える時間が減り、頭の中がリセットされます。
一時的に「考えすぎ」から離れることで、心のざわつきがやわらぎ、頭が休まる感覚を得られるのです。 - 完成した時の達成感
1枚塗り終えた時、「できた!」という小さな満足感が心に灯ります。
疲れていた日でも、自分をやさしく認められる体験になり、ほんのりとした充実感が残るのです。
日常に取り入れる小さな習慣
塗り絵は、特別な準備や長い時間がなくても楽しめるのが魅力です。「ちょっと疲れたな」と感じた時に、数分だけ色を重ねるだけでもこころが落ち着いてきます。
たとえば、

- 夜の静かな時間に
一日の終わりに、ほんの10分でも色を塗る時間をつくると、気持ちが落ち着いて眠りやすい環境が整います。
「寝る前のスマホ時間を塗り絵に置き換える」だけでもこころのリズムが変わります。 - すきま時間に
朝のコーヒーを飲みながら、休日の午後に少しだけ…、そんな短い時間でも十分です。
「全部仕上げなくてもいい」と思うと、気軽に手を伸ばせます。 - 気分転換として
疲れを感じた時、気分がザワついた時に色を重ねると、頭の切り替えにも役に立ちます。
「ちょっとした気分転換」が、気持ちを前向きにしてくれるのです。
続けやすくするちょっとしたコツ
「やってみたいけど、続けられるかな?」と思う人もいるかもしれません。ちょっとした工夫で、塗り絵はぐっと習慣になりやすくなります。

塗り絵は、特別な準備もいらず思い立った時にすぐに始められる気楽な楽しみです。
- お気に入りの道具を使う
好きな色鉛筆やペンがあると、それだけで気分が上がります。「この色を使いたいから塗ろうかな」と思えるのも、続けるきっかけになります。 - 季節のモチーフを選ぶ
季節に合わせたモチーフを選ぶと、「今の気分」に合います。季節を楽しむことで、自然と続けやすくなります。 - 手に取りやすい場所に置く
引き出しの奥にしまうと、なかなか取り出さなくなってしまいます。テーブルやソファの横に置いておくだけで、「ちょっと塗ろうかな」と気軽に始められます。

どんな色鉛筆を選べば良いか迷ったら…
・大人と高齢者のためのぬり絵初心者向け『おすすめ色鉛筆の選び方』を参考にしてみてください。初心者さんにぴったりのものをご紹介しています。
まとめ
塗り絵は、ただ色を塗るだけでなく、心を整える小さなひととき。好きな色を選んで、手を動かすことで気持ちがやわらぎ、毎日に少し余白が生まれます。
「特別なことはできないけれど、少しだけ癒されたい」そんな時に寄り添ってくれる、暮らしの中のささやかな習慣です。
昭和レトロの温かさや、四季を感じるモチーフなど無料で楽しめる塗り絵を一覧にしました。お気に入りを見つけて、次の癒しの時間に役に立ててください。