感情にふりまわされしまう日、ありますよね。ちょっとした言葉で落ち込んだり、昨日のことを何度も思い出してしまったり。
私も、そんな自分に戸惑っています。でも最近、気がついたことがあるんです。
それは、感情を無理に抑えたりコントロールしようとするのではなく、「つき合う」ことが大切だということ。
「心の揺れに気づき、体をいたわり、少し静かに過ごす時間を持つ」そんな、小さな習慣が、少しずつ整えてくれるのです。
昭和をモチーフにしたオリジナル塗り絵や、思い出の昭和のイラストを描いている小さな工房、「ひふ美と工房」のブログです。
暮らしに役立つ情報も交えながら、塗り絵の楽しみ方をお届けしています。ブログ記事は、サイトの制作・運営をしているfu管理人が書いています。

感情の波は「悪いもの」じゃない

私たちは、つい「怒ってはいけない」「落ち込んではいけない」と思いがちです。でも、感情は「悪いもの」ではなく、心と体からのサインのようなものです。
たとえば、イライラは「無理をしているよ」という知らせ。悲しみは「少し休んで」と伝える声。感情が動くのは、ちゃんと感じて、生きている証でもあります。
だから、感情が揺れたときこそ「私はいま、こんな気持ちなんだな」と、気づくだけでも十分。無理にポジティブになろうとしなくて大丈夫です。
感情の波に気付きながら、ただそこにいる。ただ気づいて、そっと見つめること。それが、穏やかに暮らすための、第一歩になります。
体を整えると、心も落ち着く

心と体は、つながっています。寝不足や疲れがたまっていると、いつもより感情が揺れやすくなるものです。
「なんかイライラする」「気持ちが落ち着かない」…そんな日が続く時、もしかしたら体が「少し休ませて」とサインを出しているのかもしれません。
季節の変わり目は、気温や湿度の変化で体がゆらぎやすい時期。秋なら朝晩の冷え、冬は乾燥、春は寒暖差…、そんな小さな不調が心の波を大きくすることもあります。
だからこそ、体を整えることを大切にしたいですね。
- 湯舟につかる
- 温かい飲み物でひと息つく
- 少し早めに寝る
ほんの小さな習慣でも、体が整うとこころがすっと落ち着いていくのを感じます。季節ごとの体調のゆらぎは、こちらの記事でも紹介しています。
心を休ませる時間を作る

気付かないうちに、頭も心もフル回転していませんか。考えごとが止まらなかったり、スマホを何となく見続けていたり。
心の疲れは、静かに過ごす時間が足りない時に、そっと顔を出します。
そんな時は、ほんの数分でも「心を休ませる時間」をつくってみましょう。誰かに話すでも、頑張って前向きになるでもなく、ただ静かに呼吸を整えるだけで十分です。
たとえば、
- あたたかい飲み物をいれて、ほっとひと息つく
- 窓の外を見て、深呼吸してみる
- ペンや色鉛筆を手に取って、少しだけ描いてみる
そんな小さな時間が、心を「今ここ」に戻してくれます。塗り絵を手に取ることも、色を重ねながら心を整えるひと時になります。
心が静まる時間は、無理に作るものではなく、日々の中でそっと見つけていくもの。その積み重ねが、感情に振り回されない穏やかさにつながります。
まとめ:完璧を目指さず、少しずつ穏やかに
感情に振り回されない日は、きっと誰にとっても難しいものです。

私も日々、色んな感情に揺れています。
でも少しずつ、「今つらいんだな」「少し疲れているのかも」と自分の心に気付けるだけで、気持ちはやわらかくなっていきます。
感情を押さえ込むより、寄り添うように過ごすこと。小さな積み重ねが、穏やかな毎日につながるのです。