地域の交流サロン・認知症カフェ・デイサービスのための
ミニ講話
7.宇宙医学は、究極の介護予防なのですって
ミニ講話
内容 |
宇宙の健康管理技術は、地上の健康増進の秘訣となる…
という話です。
健康の話は何度も聞いている、わかっているけれど…。
切り口が宇宙ですから、視点が変わっておもしろく
聞いて頂けるのではないかと思います。
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おすすめ |
交流サロン 介護予防教室 認知症カフェ
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場面 |
交流サロン 介護予防教室、
認知症カフェ健康講話の題材に。
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参考資料 |
JAXA宇宙医学パンフレット…地上でも応用できる、
宇宙医学とは?
JAXAシンポジウム2012 11月14日 向井千秋さん
NHKマイあさラジオ健康ライフ
2016 3月21・22・23・24・25放送
宇宙航空研究開発機構 技術領域主幹 大島博さん
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1.骨粗鬆症患者の10倍の速さで骨が弱くなる
2.筋肉は、寝たきりの人の2倍の速さで弱くなる
3.地上で浴びる自然放射線の半年分を、1日で浴びる
4.精神、心理の問題が、顕在化する そうです。
宇宙では、加齢と同じ変化が、
急速に起こっている状態なのだそうです。
人体は、1G(重力)に対応し、
1日24時間というリズムで生活しています。
ずーっとその環境に適応して生きてきました。
宇宙は無重力の世界です。
人間のふくらはぎの筋肉はたった1日で
1パーセントずつ減っていくそうです。
宇宙船が、地球を一周するのにたった90分。
昼も夜もありません。
生活リズムが狂い、筋力も衰えていく宇宙での生活は、
リスクを予想してそうならないような目標を立て、
モチベーションを保ち対策を実行しなければなりません。
宇宙から帰還した、
宇宙飛行士は昔は足元もおぼつかなくよろよろして
両脇から抱えられて歩いている姿があったそうですが、
現在は地球に帰還すると 自分の足できちんと歩くこともできている。
それは…。
運動、食事、予防的に飲む薬などについて
研究がなされた成果なのだそうです。
研究の結果は、宇宙だからというって
特別なものではありませんでした。
歩いたり、筋肉を使う運動をしたり、
食事に気を付けたりすることだったのです。
宇宙でも地球でも効果があることは、同じって面白いですね。
実は、私たちが立ち、歩く、という運動が骨に
負荷をかけています負荷がかかると骨は、
カルシウムを取り入れて強くなろうとするのだそうです。
30分のウォーキングやロコモ体操が大事 。
なかなか30分も歩けないときは、3分早く歩いた後2分ゆっくり
歩くというのも効果が あるそうです。(インターバル運動)
何より日々の日課を行う事、フロの掃除、ゴミ出し、
買い物など特別なことではないかも しれませんが、
体を動かしていくという事が大切。
なーんだこれなら、私取り組んでいることがあるよと
聞いている皆さんから報告がありそうですね…。
でも今日は宇宙をちょっと感じたでしょう。
私の能力ではこんな感じにしかまとめられませんが、
参考にした ネット上公開されている
JAXA宇宙医学パンフレット をぜひ確認の上、講話を作成くださいね。
内容は介護予防かもしれませんが、
宇宙の写真とかたくさんあってとてもきれいなものです。
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