子どもの頃、無邪気に遊んだ野遊びは懐かしい思い出です。草花に囲まれながら、花冠やお面を作って遊んだ日々はこころに癒しを与えてくれました。
草花で遊んだ子どもの頃の思い出はありますか。
記事では、懐かしい昭和の光景を描いた「昭和の遊び」9月を紹介します。花冠を作ったシロツメ草や葉っぱのお面のことも書いています。
昭和をモチーフにしたオリジナル塗り絵や、思い出の昭和のイラストを描いている小さな工房、「ひふ美と工房」のブログです。
ブログ記事は、サイトの制作・運営をしているfu管理人が書いています。
この記事は内容を追記し、塗り絵がダウンロードできるようにページを更新しました。
昭和のこどもが楽しんだ野遊び
昭和の時代は、都市化が進んでいなかったので今より自然がもっと近くにありました。
そして、今のように遊びの選択肢が多くはなかったため、想像力を働かせ外で遊ぶことが当たり前でした。
シロツメクサ(白詰草)の花冠
私たちの暮らしの中に、なじみが深いシロツメ草、クローバーと言えばもっとわかりやすいですよね。公園、空き地、河原などどこにでも生えています。昔も今も、変わらない光景です。
春から夏にかけて花が咲き続けます。4月から5月にかけてが花の最盛期です。野遊びにはちょうど良い季節ですから、子どもの頃に夢中になって花冠を作った記憶がある方も、多いのではないでしょうか。
四つ葉のクローバーも、必死に探して押し花にして大切に持っていました。
シロツメ草の名前の由来
ところで、シロツメ草の名前の由来を知っていますか。
江戸時代にオランダからガラス製品を輸入する際に、割れないように詰め物として乾燥したシロツメ草を詰めていたからだそうです。今の緩衝材になります。だから、漢字では白詰草と書きます。
シロツメ草の花冠
さて、シロツメ草の花冠ですが作り方を覚えていますか。
忘れてしまったというかたは「シロツメ草 花かんむり 作り方」などのキーワードで、検索してみてください。
写真やイラスト入りでていねいに、解説してくれているページが見つかると思います。作り方を紹介しているサイトにてご確認くださいね。
花冠に制作に必要なものは、シロツメ草の花と根気ですよね。
出来上がった花冠を付けて、女の子はお姫様になったり、妖精になったりと「ごっこ遊び」のアイテムとして、とても必要なものだった気がします。懐かしいです。
・クリックするだけで、直接ダウンロードできますので、ぜひご利用ください。
・A4サイズ・モノクロ・ヨコ・pdfデータです。
【昭和の遊び】塗り絵:9月
※無料でご利用いただけますが、イラストの著作権は放棄いたしておりません。
他にもたくさんぬりえがあります。
ぜひ、デイサービスや老人ホームなどの介護施設でのレクリエーションや、おうちでのお楽しみにもぴったりな、たくさんのぬりえが掲載されたページをご覧ください。
葉っぱのお面
大きな葉っぱや、落ち葉でお面を作るのも野遊びでは、子供たちが良くやることです。
大きな葉っぱを見つけては、目と口が出るようにくりぬいてお面にします。
それが、何に見えるのかは想像力の賜物ですが、お化けだったり、怪獣だったり、動物だったりします。
お祭りで売られていた、ヒーローやキャラクターもののお面とは一味違います。新しく、自分で自由に設定を決めれるんですから、わくわくでしたよね。
草花で遊ぶことは、思っている以上に想像力に満ちた遊びだっとあらためて感じています。
昭和の子どもなりきりごっこ
昭和も時代を感じるごっこ遊びといえば、「チャンバラごっこ」「月光仮面ごっこ」「電車ごっこ」でしょうか。
「おままごと」はいつの時代も変わらない遊びですが、生活様式や家族設定などが違っているのでしょうね。令和のままごとを覗いて見たくなりました。
【ままごとセットはあまり変わっていないようです】
もう一度草花遊び
子どもの頃には、思いもつかなかった草花遊びを大人になってトライするのも楽しそうです。
New草花研究所所長の相澤悦子さんの作品がとても可愛らしかったので、ご紹介いたします。
ハサミやのりなどの道具は使わず、散歩先でも作れるように工夫してるのだそう。
作り方は、ブログやTwitter、YouTubeでも公開しています。
季節になると、植物は毎年同じように成長してくれます。季節ごとの遊びを楽しんでみたいと思います。
まとめ
今の時代より、ずっと自然が身近にあった昭和時代の草花を使って遊んだ記憶がある方も多いでしょう。懐かしい、花冠作りや葉っぱのお面など楽しい思い出がたくさんあります。
ぬりえを通して、ワクワクした気持ちをもう一度取り戻しましょう!