毎日の介護レク材｜新聞の活用で、毎日楽しく文字探しゲーム

　新聞の活用で、毎日楽しく文字探しゲーム

新聞の活用で、毎日続く楽しみを…

毎日届く新聞、新しい風を運んできてくれますね。

新聞を読むことを楽しみにしている方も多いことでしょう。

読むだけではもったいないですよ。うまく活用しましょう。
　　　　　　　　　

３.新聞から、文字を拾う

手に入る新聞で脳トレです。

頭と手を動かす作業です。

施設の新聞を用意しましょう。

新聞の中から文字を探すゲームのような、レクリェーションです。

はじめに記事を決めます。

おすすめは、地方版のほっこりとした記事。

音読しますので周りで聞いている方がいれば、

地域の話題は会話が弾みます。

これは個人でも楽しめますが、

ゲームみたいなものですから数人集まったところでも、

いいのではないでしょうか。

記事を人数分拡大コピーをします。

老眼鏡や、虫眼鏡を持ち寄って始めましょう。

始めに音読

声に出して読んでみましょう。

学校に行った気分ですね。

さあ、　拾う文字を決めます

難易度は拾う文字や文字数で、調整できるんです。

「あ」とか「さ」とか探す文字を決めます。

赤とか青とか色のある「えんぴつ」か「ペン」を手に

記事の中から、探すと決めた文字を見つけて○で囲んでいきます。

同じコピーをながめている利用者さん。

皆さん同じ答えでしたか？案外みんな数が違ったりします。

すっきりするために

文字を探すだけですが、その文字が何個あったか。

答え合わせした方がしたい方が多い場合は、

職員の方が一緒に取り組まないとダメかもしれませんね。

見つける楽しさでもいい

「今日は何個見つけた！」といった、

のんびりした取り組みでもいいのではないでしょうか。

バリエーションを付ける

探す文字を１文字「あ」、

増やして２文字「あ」と「け」

頑張って３文字「あ」と「け」と「す」

難易度を付けます。

なんという文字にするか、何文字にするか、

利用者さんの意欲に合わせてください。

文章に多く使われている文字と、

そうでもない文字といろいろあるんだなとやっていると、

わかってきます。

用意するもの

拡大コピーした、新聞のコラム欄

えんぴつ、ペン（色のついたもの）

消しゴム

老眼鏡、虫眼鏡

ノート、えんぴつ、消しゴム、などが

個人で管理できるような環境づくりが必要です。

ペンケースに一式入っていれば、

職員の手を煩わせずに自分で用意できますね。

「いつでもできる」が大切です。

施設共有のではなく、家族にも伝え個人で揃えてもらっても

いいのではないでしょうか。

以上はレクリェーションの時間に取り組むです。

通所の展開ににどうでしょうか。

次に入所方への展開を考えてみます

新聞の記事は、やはり読みにくいですから、

文字を拾うす記事を拡大コピーをしてください。

声に出して、読むのも楽ですね。

おいて置く場所が決まっていれば、

ノートとペンケースを持ってそこに行けば

いつでも取り組めそうです。

コピーする新聞記事には少し手を入れておきます。

下記の様な情報を入れてコピーを複数枚置きます。

（箱や、ファイルなどに入れて…）

文字探し○月○日、本日のお題は「て」と「は」と「も」です。

記事を声に出して読んでからスタートしましょう。

正解は明日知らせしますね。

利用者さんはそのテーブルからコピーしてある紙をとって、

ゆっくり自室でも皆さんがいるテーブルのところでも、

探して過ごせるでしょう。

答えは、またいつもおいてある場所へ掲示、

利用者さんは自分で、確認できる流れができます。

職員のひと手間を

スクラップ帳や、書き写す取り組みより職員の手がかかりますね。

でもハードルが低い分

たくさんの利用者さんが参加できるものです。

取り組みが始まったら

職員の勤務体制上準備するのは、

難しい取り組みかもしれませんが

毎週月曜日と金曜日に課題を出すとか、

ボランティアの方にお願いして作り置きしてもらうとか、

取り組みの方法はありそうです。

その場合新聞にこだわらず、物語や小説からとるのはどうですか。

利用者さんの日々の楽しみを作り出すということです。