還暦を過ぎている昭和生まれのおばあちゃんなら、「きいちぬりえ」といえば懐かしいと感じることでしょう。
もし、おばあちゃんに塗り絵をすすめてみたいけれど、どんな塗り絵なら喜んでくれるだろうと考えているなら、「きいちぬりえ」がおすすめです。
1940年~1960年代は「ぬりえブーム」だったようなので、この頃少女時代を送っていた方々にとって、当時の流行を装ったファッション塗り絵は、きっと記憶に残っていることでしょう。
記事では「きいちのぬりえ」の復刻版を紹介し、あわせてこれを機会に塗り絵を始めてもらえるように、塗り絵初心者でも使いやすい色鉛筆も紹介しています。
高齢者の趣味として塗り絵はメリットがありますので、ぜひ色鉛筆とセットでプレゼントしてみてはいかがでしょう。
昭和をモチーフにしたオリジナル塗り絵や、思い出の昭和のオーダーメイドイラストを描いている小さな工房、「ひふ美と工房」のブログです。
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懐かしい思い出の「きいちのぬりえ」を贈りましょう
「きいちのぬりえ」と聞いて、懐かしいと感じるかたは高齢の女性が多いことでしょう。私は昭和36年生まれですがもう少し上の世代の方が、さらに懐かしいと思うはずです。
調べてみると「きいちのぬりえ」が発表されたのは、昭和22年で作者の蔦谷喜一(つたや きいち)は、昭和40年までぬりえ作家として活躍していました。
昭和20年~30年代が塗り絵のブームだったというので、その頃少女時代だった今70代から上のおばあちゃん達には、特に喜ばれる塗り絵だと思います。
「きいちのぬりえ」が人気だったわけ
当時の女の子たちにとって、「きいちのぬりえ」は、大人気だったそうです。女の子の全身を描いた塗り絵は、流行の装いや一緒に描かれた小物が、女の子たちの憧れでした。また、正面を向いてこちらをうかがうような表情も、女の子たちを引きつけました。
私もファッション塗り絵が大好きでしたが、
子どもの頃は、昔の塗り絵といった印象を持っていました。
「きいちのぬりえ」は今見ると当時抱いた印象とは違って、昭和レトロな懐かしい雰囲気が伝わってくる可愛らしい絵柄です。ある程度歳を重ねると、懐かしいという感情がプラスされるのか、塗り絵の女の子がお洒落で、素敵に見えてくるから不思議です。
塗り絵は高齢者にとって体と心にメリットがあります
色鉛筆があれば塗り絵は、手軽に始めることができます。
「高齢者の心と体に効く!塗り絵の効果と始め方」でもまとめていますが、手軽に始められる塗り絵は高齢者にとってメリットがたくさんあります。
リラクゼーション効果
塗り絵には、リラックス効果があり日常のストレスや不安を軽減します。
認知機能の向上
高齢者にとって、【塗り絵】は、認知症予防の効果が期待できます。
「高齢者の心と体に効く!塗り絵の効果と始め方」の記事を、お読みいただくと詳しく書いていますが、塗り絵は視覚的な認知と手の運動を同時に必要とする活動です。
特に、色の選択や模様付けは脳を刺激しますので、認知機能の促進に役に立ちます。
手の動きの改善
【塗り絵】は、高齢者のリハビリに効果的です。塗り絵は細かい部分への注意を促し、手先の動きの改善を期待することができます。
塗り絵を塗りつぶす作業は、手の器用さを維持・向上させ日常生活で手の使用を、サポートすることができます。
プライベートな空間
自宅や静かな場所で塗り絵を楽しむことができ、その中で自分自身と向き合う時間を持つことができます。
楽しみの追求
塗り絵を通して新しい経験や楽しみを、見つけるきっかけとなります。これが、日常に彩りを加えて毎日を楽しむ原動力となります。
創造性の刺激
塗り絵を通して、色の選択や模様付けをすることで創造性を刺激して、あらたなアイデアを生み出すトレーニングになります。
参照・引用元
トータルケアリポート
認知症の介護で注目度急上昇!ぬりえで得られるポジティブな効果とは。
塗り絵を始めるきっかけとして「きいちのぬりえ」の復刻版
小学館のホームページを見ると、「きいちのぬりえ」の復刻版は18冊シリーズで出版されたようですが、現在出版社のサイトから購入できるものは9種類のようです。
記事を書いている2024年の1月28日現在、Amazonや楽天などのネットで購入できるのは8種類のようです。
小学館のサイトから、「世界の童話編」「およめさん編」「昭和の暮らし編」「おしゃれ編」の4シリーズは「試し読み」ができ、ぬりえの内容を見ることができます。
【きいちのぬりえ 世界の童話編】
【小学館サイトで試し読みができます!】⇒大判シリーズ きいちのぬりえ
【きいちのぬりえ およめさん編】
【小学館サイトで試し読みができます!】⇒大判シリーズ きいちのぬりえ
【きいちのぬりえ 昭和の暮らし編】
【小学館サイトで試し読みができます!】⇒大判シリーズ きいちのぬりえ
【きいちのぬりえ おしゃれ編】
【小学館サイトで試し読みができます!】⇒大判シリーズ きいちのぬりえ
【きいちのぬりえ お花編】
【きいちのぬりえ おけいこ編】
【きいちのぬりえ ドレス編】
【きいちのぬりえ 着物編】
参照・引用元
「きいちのぬりえ」と色鉛筆で楽しい時間がプレゼントできます
「きいちのぬりえ」と「色鉛筆」で楽しい時間をおばあちゃんにプレゼントしましょう。昭和の懐かしい雰囲気が漂う「きいちのぬりえ」は、おばあちゃんの思い出に触れる良いきっかけとなります。
過去の時代を振り返りながら、あらたな塗り絵の作品として生み出すことで楽しい時間を過ごすことができます。
ここからは、塗り絵初心者でも扱いやすい色鉛筆のセットをご紹介いたします。
塗り絵初心者におすすめの色鉛筆セット
大人と高齢者のための塗り絵初心者向け『おすすめ色鉛筆の選び方』の記事を読んでいただければ、高齢者にも、手軽に楽しめる色鉛筆の選び方を紹介しています。
「きいちのぬりえ」は、洋服や小物を塗るので金色・銀色が入っている
セットのほうが、個人的にはアクセントをつける時に良いかなと思います。
【金色・銀色が入っているセット】
- トンボ鉛筆NQシリーズ 24色セット / 36色セット
- ファーバーカステル赤缶 24色セット / 36色セット
- 三菱鉛筆 ユニカラー 36色セット
【金色・銀色が入っていないセット】
- 三菱鉛筆 ポリカラー 24色セット / 36色セット
24色セット
【トンボ鉛筆 NQ 24色セット】
⇒【色の選択】トンボ鉛筆NQシリーズの36色・24色・12色セット比較
【三菱ポリカラー 24色セット】
⇒【色の選択】三菱鉛筆ポリカラーシリーズの36色・24色・12色セット比較
【ファーバーカステル赤缶 24色セット】
⇒塗り絵初心者に最適【ファーバーカステル色鉛筆赤缶】はおすすめです!
36色セット
【トンボ鉛筆 NQ 36色セット】
⇒【色の選択】トンボ鉛筆NQシリーズの36色・24色・12色セット比較
【トンボ鉛筆 NQ 36色セット】
⇒【色の選択】三菱鉛筆ポリカラーシリーズの36色・24色・12色セット比較
【ファーバーカステル赤缶 36色セット】
⇒塗り絵初心者に最適【ファーバーカステル色鉛筆赤缶】はおすすめです!
【三菱鉛筆 ユニカラー 36色セット】
まとめ
昭和生まれのおばあちゃんに、塗り絵と色鉛筆をプレゼントして楽しい時間を過ごしてもらいましょう。塗り絵を始めてみたいと思っていても、なかなかきっかけがない場合もあります。
「きいちのぬりえ」は、当時の女の子の憧れの洋服や小物を描いた塗り絵です。あの頃を思い出して、ますます元気に過ごして欲しいものです。
色鉛筆があれば、塗り絵は手軽に始めることができます。「きいちのぬりえ」をきっかけに、家族とのコミュニケーションが増えたり、もっと違う塗り絵にも興味を持ってもらえるといいですね。
ちょっとした楽しい塗り絵の時間が、笑顔をもたらすことでしょう。