子どもの頃遊んだあやとり、高齢者の脳トレにも良いというので、私もかなり久ぶりにやってみました。実に50年ぶりぐらいですが、手先を使う楽しさは健在でした。
思わず楽しくなりました。あやとりは、年齢を問わず手軽に楽しめる遊びだったのですね。
この「あやとり」で遊ぶことは、手先を使うため脳を刺激するため、高齢者や子どもにはにとっていいことがあるようですよ。
昭和をモチーフに、ペーパークラフトやぬりえを制作している小さな工房のブログです。
あやとりの効果
「頭が良くなる育脳あやとり」によりますと‥
5本の指を複雑に使い、一本のひもから動物や景色が生まれることで、集中力や想像力が育つこと。簡単なものから少しづつ上達することで、脳も活発に動くとありました。
脳に良い刺激となるには、本を見ながら1回とれたら本を見ずに3回連続でとれるようになると脳にしっかり記憶されたことになり、老化防止にも最適と書かれていました。

ちゃんと覚えていることが大切なんだね。
本を見ながらあやとり
かなり久ぶりなので、さらにこちらの2冊を読んでみることにしました。「やさしいあやとり」と
「能力アップ!あやとりセレクトBOOKS」


脳力アップ! あやとり―あやとりひもつき (セレクトBOOKS)
あやとりは日本の遊びと思っている人が多いと思いますが、世界中たくさんの国で古くから親しまれている遊びだそうです。

私も日本の遊びだと思っていたひとりです


【昭和の遊び】1月
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あやとりを始めてみよう
本には、あやとりのひもは家にある毛糸や丸いひも何でも良いとあります。堅いひもやかさかさ引っかかるひも、細いひもは不向きです。
私も、毛糸を探して準備OKです。
自分の手の甲に8回巻いた長さが普通のあやとりの長さとあります。あとは、やってみて調整してみてください。私にはちょっと長かったので、短めにしました。
やり始めてみると、基本のやり方は覚えていました。
不思議なもので、子どもの頃に覚えたものはできました。「ちょうちょ」「ほうき」・「さかずき」(本ではどんぶりとなっていましたが)はすぐクリアです。「東京タワー」も覚えていました。
始めてのものは、本を見ながら挑戦しました。簡単にできるものもあれば、何度やっても上手くいかないものもありました。苦労しながらカタチになると、ワクっとする喜びがありました。
ページが進むにつれて、どんどん難しくなります。
指は複雑に動くし、本のとりかたの解説を図を見ながら理解しなければいけないし、見ながらできても本を閉じると覚えていません。
本を見ずに、3回出来るようでしたら脳に記憶されているということなので、脳トレになります。高齢者にとっては、馴染みがあるあやとりは楽しくできるものだと思います。
楽しみながら脳トレ、誰かと一緒にやればコミュニケーションもとれますから、なお楽しいですね。
できるようになった、あやとりをひとに教えるのも効果的です。

ゆっくり時間をかけて、練習してみたいと思います。
手先も動くので、とても良いと思いました。
動画の方が分かりやすい方は、YouTubeなどにあやとりのやり方をアップされているので参考にしてみるのが、良いかもしれません。
あやとりは世界にある
あやとりのことをサイトや本で今回調べてみたのですが、国際あやとり協会(日本)という団体があり、あやとりの歴史や、世界のあやとりのこと、イベントの情報が紹介されていました。
「世界の伝承あやとり」シリーズの著書で、国際あやとり協会の会員でもある野口ともさんの、インタビュー記事も面白く読ませていただきました。
「世界の伝承あやとり」シリーズ 著者・野口ともさんが語る収集の苦労 「好書好日」のサイト内で読むことができますので、おすすめしたいと思います。
まとめ
私は小さい頃、あまり伝承あそびが好きではなかったので夢中になって遊んだ記憶がありません。それでも、昭和の子ども達、特に女の子はみんな遊んでいました。だから、基本のとりかたは覚えていたのでしょう。
今、介護されている高齢者の中にもあやとりが大好きだったかたがいらっしゃることでしょう。懐かしく覚えているでしょうね。
ぬりえを通して、あやとりを思い出してくれたら嬉しく思います。そしてまた、あやとりを始めてみませんか。
糸電話については、また機会があったら書いてみたいです。