レトロな乗り物なのに、なぜかみんなどこかで見たことあるなと思っているのは、「となりのトトロ」に出てくるからですよね。
「となりのトトロ」の時代設定は、昭和30年代前半ということらしいので、シニアの方には懐かしいシーンがたくさん出てきます。ジブリに出てくる乗り物好きにも、ぬりえを楽しんでいただけると嬉しいです。
昭和をモチーフに、ぬりえやペーパークラフトを制作しているちいさな工房のブログです。
ボンネットバス
ボンネットバスは、1950年代までは日本で主力で走っていたバスの形です。エンジンが運転席の前のボンネットにあることが、特徴となっています。
1960年以降は、ほとんど作られなくなったそうで、箱型のバスに代わっていきました。箱型バスのほうが、多くの乗客を乗せることができるからだそうです。


他にもたくさんぬりえがあります。
デイサービスや老人ホームなどの介護施設でのレクリエーションや、おうちでのお楽しみにもぴったりな、たくさんのぬりえを掲載。⇓
・ダウンロードできるぬりえ集
懐かしい昭和の雰囲気が楽しめる【ひふ美と工房】のダウンロードぬりえ一覧

ボンネットバスには乗ったことはないけれど‥
子どもの頃に乗ったバスには、車掌さんがたよね

ボンネットバスに乗った記憶が、薄っすらとあるんだよ‥
バスに乗って母親の実家に、行った記憶があるんだけどね

1951年生まれのhideさんなら、あるかもねと思いました。
hideさん「ボクの昭和回想イラスト」で子どもの頃の思い出をイラストにして描いていますので、こちらもご覧になってください。相当レトロな感じです。
オート三輪
昭和30年代は、いろいろなメーカーからオート三輪が発売されていたようです。その後、やはり安定性や乗り心地の点からだんだんと、四輪車が主流となり姿を消していきました。
オート三輪とは、三輪タイプのバイクといわれるに3つのタイヤが付いたトライクとは異なり、貨物自動車の部類に分けられます。
国内では戦前の1917年頃に登場、実用性の高さから中小事業者の間などで需要が高まりました。戦時中は軍用車両としても使われ、戦後も利便性の高い輸送手段として多くの業種で利用されます。
しかし、転倒事故の多発、四輪車の普及などにより、1974年に東洋工業(現マツダ)がオート三輪から撤退したことで、国産三輪メーカーは無くなりました。
車のニュース 懐かしすぎる! 昭和の遺産「オート三輪」 再注目される現代では購入可能?


オート三輪は?乗ったことあるんだよね

親戚の米屋で、中学生の時に手伝いさせられて‥
助手席に乗せてもらったよ
こちらの記事にもオート三輪がイラストの端のほうに見つけられます。
(昭和のまちがいさがし館 vol.3 掲載イラスト)
懐かしい昭和の時代設定の、映画やドラマにはこのオート三輪が出てきます。となりのトトロにも、登場しています。
となりのトトロに出てきた昭和の乗り物
「となりのトトロ」は、私も子ども達と何度もみているアニメです。なんとなく、あの場面で出てきたなというのは思い出されましたが、自信がなかったので調べてみました。
サツキとメイ達が乗った引っ越しの荷物を乗せたオート三輪が、バス停の少し前でボンネットバスとすれ違うシーンでした。覚えているでしょうか。
それから、トトロの映画の中でサツキ達が乗っていたオート三輪は、三菱の「みずしま」だったということもわかりました。
ぬりえのオート三輪はミゼット
ぬりえのオート三輪は、ダイハツのミゼットです。1957年から1972年まで発売された、軽自動車規格のオート三輪トラックになります。
四輪トラックが出てきても、安価で小回りの利くミゼットは人気があったそうです。英語でミゼットとは超小型のものを意味するそうです。
自転車・リヤカー
ぬりえに描かれているような自転車も、リヤカーも昭和36年生まれの私の子どもの頃の思い出にあります。
またトトロの映画の話になりますが、お父さんがサツキちゃんとメイちゃんを自転車に三人乗りをして、お母さんが入院している病院に向かうシーンがあります。
これとまったく同じ三人乗りを、私もしたことがあります。
父が借りてきた自転車に、後ろに姉、前には私を乗せてくれたことがあります。映画と同じように、座布団をひもで括り付けてそこに座りました。
その時はグルグルと、空き地のところを周っただけでしたが、今でも覚えています。
リヤカーの石焼き芋やさんや、自転車にリヤカーを付けて荷物を運んでいるおじさんの記憶も残っています。

こちらのイラストは、hideさん「ボクの昭和回想イラスト」で子どもの頃の思い出をイラストにして描いていますので、こちらもご覧になってください。相当レトロな感じです。