『ネコと一緒に、2024年3月を楽しもう』カレンダー付きぬりえを無料ダウンロード

恩があるひとへ感謝の気持ちを忘れてはいけない。恩知らずになってはいけないということ。

犬や猫でも、三日も可愛がって飼えば恩を忘れない。ましてや、人間ならなおさらそうあるべきだという教えです。

残念ながら、猫には「ありがとう」とかの感謝の気持ちはないということです。自分にとって「いいことをいしてくれるひと」という認識はあるそうですよ。

大切にしてくれる、飼い主さんと一緒にいられるのは幸せと感じているようです。

猫が「幸せ」と感じて、安心して暮らせればそれだけで感謝されているのと同じくらい嬉しいことですよね。

猫が幸せそうにしていることは、見ている私たちもほっこりとした温かい気持ちにしてくれますものね。

【お雛様】

「雛人形」ということばが生まれたのは江戸時代です。十二単ひとえを着たお雛様が作られたのは、江戸中期からだそうです。

さまざまな災厄を人形に身代わりになってもらい、健やかな成長と幸せを祈ります。

女の子の幸せを願う、縁起ものです。

【ぼんぼり】

童謡「うれしいひなまつり」でも歌われているように、お雛様には雪洞ぼんぼりは欠かせないものです。

雪洞ぼんぼりはもともと、ろうそく立て、燭台しょくだいでした。

お雛様は、結婚式の様子を模したものです。お雛様が作られるようになった江戸時代の結婚式は、亥の刻(21時～23時)に行われていたそうです。

遅い時間に行われていたのですね。

【ひし餅】

赤・白・緑、三色にはそれぞれ意味があります。

桃の花・白酒・よもぎを表します。赤は疫病やくや魔除まよけ、白は清浄せいじょうそして緑のよもぎは、邪気じゃきを祓はらう力があるといわれています。

インドの仏典の説話に、龍に襲われそうになった娘を菱の実で、退治して救ったという話があるそうです。その形に娘の健やかな成長を、こめるようになったといわれています。

【桃の花】

桃はたくさんの実がなるので、多産の象徴。その生命力から、不老長寿や魔除けの力があると考えられていました。

3月3日頃が、桃の花の季節ということもあるので桃の呪力で節句の厄除けを行っていたそうです。